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ラスベガス 役職も住民選挙です

2010年12月09日

 投票用紙のリストを見ると長いこと。先日、行われた米中間選挙の取材で、ネバダ州ラスベガスの投票所を訪れたが、1回の選挙で連邦議員から町の書記官まで100ぐらいの公職を選ぶという。

 全候補者数はざっと300人ほど。投票も大変だろうと立会人に聞いたら「『すべて○×党の候補に投票』という項目にマークすれば、いちいち選ぶ必要はない」と。確かに、多くは5分ほどで投票所を出てくる。

 この国では、市や町の中にも小さな自治体があったりして公職ポストが多い。町のちょっとした役職も選挙で決めるのは「さすが民主主義の国」ともいえるが、現実には政党に一括投票している人が多く、どこまで意味があるのかとも思う。

 徹底した住民自治思想のせいか、米国の地方自治体数は約9万。日本は1700そこそこ。税金の使い道にうるさい米国人だが意外にお役所は好きなようだ。 (阿部伸哉)

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