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サンティアゴ 「魚介好き」に親近感

2010年12月27日

 アナゴにウニ、タコ、イカ、アワビ…。南米チリ・サンティアゴの中央市場は、日本の魚市場を歩いているようだった。

 食堂では、皿に山盛りの生ウニが登場。アナゴは日本に比べ大きく、切り身をスープで煮込む。市場ではまた、岩のような殻からつめをニョキニョキ出す「ピコロコ」なるものが人気。同行の米国人助手は「それは食べ物か」と気味悪そう。よく見るとフジツボ。チリではゆでて日常的に食べるのだそうだ。

 日本とは地球の反対側にあるチリだが魚介好きの食文化はそっくり。2月の大地震の津波がはるばる日本に届いたのを思い出し、太平洋でつながっている海洋国仲間なのだと実感した。

 すっかり親近感を覚えて宿に戻り、シャワーを浴びて長年愛用の日本製ドライヤーを取り出した。電源を入れた途端、火を噴いて壊れた。しまった、電圧が…。似たところばかりではないようだ。やっぱり。(加藤美喜)

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