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ニューヨーク 「沈黙は金」にあらず

2013年01月30日

  「もうすぐ返金できると思います。もう少しお待ちください」

 この返答を聞かされ続け、かれこれ3カ月。相手は、米国のある航空会社。航空会社の都合でキャンセルされた航空券の料金がいまだ戻ってこない。

 この秋、ベネズエラに出張することになり、ニューヨーク発の航空券を購入した。出発ゲートで搭乗まであと30分というころになって、「この飛行機はキャンセルになりました」と場内アナウンスがさらり。その場では謝罪もなく、説明もなかった。

 後にニュースで知ったのだが、その会社の飛行機に不具合が見つかり、当局から指導を受けて飛べなくなったということだった。

 結局、その場は違う便を予約して乗り切ったが、航空券の再発行料として手数料50ドルを要求され、びっくり。さすがに苦情を言って、この分は取り返した。

 米国で飛行機に乗る時はトラブルが多い。預けた手荷物が行方不明になるのはざら。先日は手荷物だけ、本人とは別の便に乗せられてしまい、荷物が届くのを空港でしばらく待った。

 「この国では待ってるだけでは、何も戻ってこない」と知人。言葉に従い、また返金の催促をすると「ハリケーンの影響で、返金作業が遅れている」。なかなか手ごわい。

 (長田弘己)

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