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モスクワ ITの恩恵制限あり

2013年05月07日

 愛想のない店員や、釣り銭を放り投げるように渡すレジ係員を見るたび、サービスの悪さにげんなりさせられるモスクワ生活。ただ、料理店や商業施設では無料のWiFi(ワイファイ)がかなり普及し、ITのサービスは日本より進んでいる気もする。

 国土が広大なため、出張の際に飛行機に乗る機会が多い。空港には出発2時間前に到着し、諸手続きを終えると、ロシアの通信社電などに目を通しながら搭乗を待つのが常。そんな時に便利なのがタブレット端末で、いまや必須アイテムだ。

 モスクワ郊外ブヌコボ国際空港では今春、飛行機の搭乗を待つ客に、韓国サムスン製のタブレット端末を無料で貸し出すサービスが始まるという。ロシア紙によると端末700台を購入したアエロプランシェットというロシア企業が提供。客は、インターネットやメール利用のほか、映画や英国BBCのニュースも視聴でき、出発30分前には「そろそろ準備を」と知らせてもくれるそうだ。

 成田空港との直行便があるシェレメチェボ国際空港などでも始まればいいと思うが、そこはロシア。端末が返却されなかったり、酔っぱらいに壊されたりするのに備える保険代が高くつくため、「まずは様子見」なのだとか。確かにそんな心配も必要ありかと納得している。(原誠司)

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