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ワシントン 大統領不在の解放感

2014年07月02日

 ホワイトハウスの庭園が週末に一般公開された。厳重な警備を想像したが、意外なほどあっさりと入れたので驚いた。1972年に始まった春と秋の恒例行事だ。

 事前登録は一切不要。当日、ホワイトハウスの東側入り口付近に行くと、男性の担当者が「午後1時 ホワイトハウス春のガーデンツアー」と書いた整理券を通行人らに手当たり次第に配っている。1人1枚かと思ったが「あなたは何枚ほしいの?」と聞かれた。身分証明書も必要なく拍子抜け。よほどゲートの危険物検知の精度に自信があるのだろうか。

 庭園はほとんどが青々と茂った芝生で覆われ、春の花がいっぱい咲いていた。庭園側から見ると、ホワイトハウスの白い柱がひときわ目立つ。海軍の楽団が奏でるマーチが流れる中、職員も「ようこそ」「楽しんでください」と声を掛けてくれるリラックスした雰囲気だった。

 実はこの時、オバマ大統領は長期のアジア歴訪中。同行スタッフの激務とは裏腹に、残された職員たちにとっては少し緊張から解放された貴重な時間だったのかもしれない。 (斉場保伸)

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