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ソウル 目移りもまた楽し?

2014年09月03日

 買い物客でにぎわうソウルの東大門市場の近くに、韓国の子どもたちをひきつける一角がある。最寄りの地下鉄駅の案内板には「文具・玩具商街」と書かれているが、わが家では「おもちゃ市場」と呼んでいる。

 路地の両側に、文房具、おもちゃ、縫いぐるみの店などがびっしり。市場というより、まるで出店が立ち並ぶお祭り会場のようで、子どもたちが行きたがるのも無理はない。店のアジュンマ(おばさん)に聞くと、一帯には100軒以上の店があり「うちは30年前からやっている。一番古くて大きい店だよ」と教えてくれた。

 休日のたび、買い物と見物を兼ねてさまざまな市場に足を運ぶが、見渡す限り楽器店ばかりの「楽器市場」を訪ねたときは「この中から、どうやって買いたい店を選ぶんだろう」と、ちょっと不思議な気分になった。

 どの市場も共通するのは値段の安さと商品の種類の豊富さ。おもちゃ市場では、スポーツ用品や日本製のプラモデルも置かれていた。店先にいたアジュンマの「子どもが使うものなら、何でもそろっている」という言葉も、まんざら誇張ではなさそうだ。(中村清)

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