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天津 アピール不足 要改善

2014年10月21日

 天津で開かれた世界経済フォーラム(夏季ダボス会議)の分科会に甘利明・経済再生担当相が出席し、安倍晋三首相の経済政策アベノミクスを説明した。

 分科会では中国の経済学者と日中関係や双方の経済政策の是非をめぐり議論となり、多くの中国メディアがその様子を伝えた。

 ところが、そのほとんどが肝心の発言者名を甘利氏ではなく別の閣僚の名前で伝えていた。甘利氏の出席が開幕直前に発表されたものの連絡が徹底されておらず、当初の発言予定者と取り違えたようだ。

 その日の夜には日本の魅力を海外に紹介するイベントも開かれ、ここにも甘利氏ら複数の閣僚が参加した。会場は多くの人々でにぎわったが、残念ながらその様子を伝えた中国メディアは確認できなかった。

 天津市政府の関係者は「中日関係が冷え込んでいる時に、複数の閣僚を派遣してきたのは関係改善のメッセージと受け取れる。それだけにもっと注目されても良かった」と残念がり、彼自身もイベントがあったことを後から知ったという。アピールの良しあしも外交手腕ではないだろうか。 (新貝憲弘)

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