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ワシントン 米国流アパート生活

2015年04月06日

 わが家の近所で活動する芸術家たちがアトリエを開放するイベントを開くというので、出掛けた。10人近い画家や彫刻家らのアトリエを見て回った。

 ワシントンの都心に近い場所なので、大半のアトリエはアパートにある。アパート暮らしの私には、よそのアパートの様子がのぞけたのも楽しかった。

 米国のアパートは廊下を挟んで部屋が並ぶ様式が一般的でホテルのようだ。実際にホテルとして建てられた建物を、アパートに使っている物件もある。当地に赴任した当時、家探しで見て回った1軒がそうだった。

 20世紀初頭に建設されたそのアパートは、1階のロビーがクラシカルな高級ホテルそのものの風情を保ち、懐かしいムード音楽が流れていた。ロビーの横には共用施設としてビリヤード場やジム、はてはワインセラーまであった。

 たまたま見かけた住人のおばあさんの服装も時代がかっていてロビーにぴったり。まるで映画の世界だった。

 郊外の1軒家に住み、広い庭の芝刈りが休日の日課-。こんな絵に描いたような米国生活とは、まったく違うスタイルも悪くはない。(青木睦)

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