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米クリーブランド 新名所ロックの殿堂

2015年06月16日

 五大湖の一つエリー湖の湖畔に広がる米オハイオ州クリーブランドに出張した際、「ロックの殿堂」などと呼ばれ、親しまれている観光施設を訪れた。

 建物の中には、ビートルズやローリング・ストーンズをはじめ、ロック史を華やかに彩ってきた往年のスターらの記録、楽器などが並べられている。マイケル・ジャクソンのヒットソングに合わせ、腰を左右に振りながら踊る女性もおり、まさに「ノリノリ」の雰囲気だった。

 私自身、中・高校生時代はロックにのめり込んだ。しかし、日本人にはなじみが薄いクリーブランドと、ロックのつながりが分からない。調べたところ、当地で活躍していたディスクジョッキーらが「ロックンロール」という言葉を世に広めたといわれていることなどにちなみ、一九九五年に完成したようだ。

 クリーブランドはかつて、工業都市として栄えた。「今は工業も衰退してしまった。代わりに、ロックの殿堂は新たな観光客の呼び物になっているの」とホテルの女性従業員。街を支える産業は時代とともにうつろっていく。歴史をたどり、街づくりにつなげよう、という知恵が生かされている。 (東條仁史)

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