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ワシントン 大口 いつまで続くか

2015年09月30日

 とても一口で食べきれない。ボローニャソーセージを何枚も重ね、厚さ10センチほどあるサンドイッチをワシントンのレストランが売り出した。名付けて「トランプ・サンドイッチ」。来年秋の大統領選の指名獲得に向け、支持率競争をリードする不動産王トランプ氏にあやかった期間限定メニューだ。

 価格は12ドル95セント(約1500円)。あまりの人気で倍に引き上げて、これ。とても派手な見た目だ。だが、食べても食べても味気ないボローニャソーセージがなくならない。店主のジェフリー・ギルデンホーンさん(72)は「彼の話は全部ボローニャだからね」と話した。

 ボローニャは米国のスラングで「はったり、うそっぱち」という意味。この分厚さはトランプ氏のような「大口をたたける」口の大きな人しか食べられないと、からかっている。

 ケチャップを加えても、二度食べたいものではなかった。ギルデンホーンさんは「最近売れ行きが落ちている」というからワシントンの人たちも同じ感想なのだろう。この期間限定のメニュー、いつまで続くのか。ボローニャ(はったり)がなくなるまでだそうだ。 (斉場保伸)

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