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ワシントン 猫カフェでのどかに

2015年10月07日

 ワシントンに猫カフェが開店した。1時間10ドル(約1200円)の料金を払って入店する。その際に誓約書へサインを求められる。訴訟大国の米国だけに「猫をはじめ動物と遊ぶ際には、自分の生命、身体、財産への危険が伴うことを十分自覚し…」と文面は仰々しい。せいぜい身の安全には気をつけることとしよう。

 猫は22匹いた。いずれも動物愛護協会が保護した猫だ。長毛種のほかに、三毛、クロ、キジトラと日本でもおなじみがそろっていたが、総じて日本の猫より体格が大きい。客が里親になりたいと希望すれば、愛護協会が仲立ちする。

 客の入りはいい。車で2時間かけてやって来た3人連れの母娘は、自宅で猫を2匹飼っている。「こんなにたくさんの猫に囲まれて、本当にリラックスできるわ」と母親はうっとり。近寄ってきて愛想のいい「営業猫」もいたが、眠っている猫が圧倒的に多い。

 「カネを払ってまで、なんで昼寝の猫を見に来なくちゃならないんだ」と中年男性。すかさず連れの女性が「でも、かわいいでしょ」とたしなめた。のどかな時間が流れた。(青木睦)

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