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ソウル 留学がくれた宝もの

2015年11月24日

 懐かしい顔触れと11年ぶりに再会した。外国人を対象に韓国語を教えるソウル大学の言語教育院へ2004年に語学留学した当時、指導してくれた先生とクラスメートだ。

 集まったのは、私を含む日本人3人と中国人2人、そして韓国人の先生の計6人。ランチを楽しみながらの会話は、言うまでもなく韓国語だった。

 私以外の元学生たちは留学後も就職や結婚などで韓国で暮らしており、教室で悪戦苦闘していた当時とは一変して流ちょうに。先生は「外国人と話している気がしない」と笑った。

 当時、まだあどけなかった中国の青年ホンイ君は、ソウルの有名私大を卒業。ゲーム好きが高じて韓国のゲーム開発会社に就職し、伴侶も得た。「韓国が好きだから、ずっとソウルで暮らすつもり」という。韓国人と結婚し、2児の子育てに追われる真里奈さんは「外国人家庭向けの市の育児支援を活用している」とたくましかった。

 当時の思い出や近況報告など話は尽きず、同窓会は3時間以上に。不惑間近の留学だったが、世代も国籍も異なる仲間と知り合えたのは外国語を学んだからこそだった。 (中村清)

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