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ワシントン 名物合体タコリアン

2015年12月08日

 ワシントンに出張した際、韓国料理とメキシコ料理を組み合わせた料理が米国で流行していると、駐在している同僚から聞き、試しに食べてみた。

 料理の名は「タコリアン」。メキシコ料理の「タコス」と、「コリアン(韓国の物)」を組み合わせたらしい。トウモロコシ粉を焼いたタコスの生地に、キムチ味の刻みキャベツや炒めた鶏肉、ブルコギ(牛肉)などを選んで包み、トウガラシ製のコチュジャンソースをかけて食べる。「ビビンバ」のようにご飯に混ぜる食べ方もあった。

 味の方は、記者が駐在しているソウルで食べる韓国料理とはちょっと違い、コショウなどのスパイスが強めに効いた感じ。メキシコ系が多い米西海岸を中心に人気が高いのだという。

 この味を、韓国人はどう思うのだろうか。ワシントンに駐在する韓国人記者に尋ねてみたところ、「あまり、おいしくないね。韓国人が考えた食べ物ではないんじゃないかな」。

 和食や中華料理など海外の食べ物を持ち込んで韓国風にアレンジするのは韓国人の得意芸だが、「タコリアン」を韓国で食べられる日は、しばらくはないように思う。 (島崎諭生)

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