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エジプト・ルクソール 観光地 商った者勝ち

2016年05月12日

 世界遺産の都市ルクソールを初めて訪れた。王家の谷で公共トイレを使ったら、係員が「トイレットペーパー代を支払え」と主張してきた。「よく理解しないうちにトイレットペーパー代を支払ってくれたら、しめしめ」といったところだ。

 ハトシェプスト女王葬祭殿で写真を撮っていると、係員らしき男がやってきて「写真を撮る許可はあるのか」。自分に対して撮影料を支払ってほしかったらしい。この場所にそんな料金は存在しない。

 カルナック神殿近くの売店。土産用の置物を5個ほど手にした店員が「5ポンド(63円)、5ポンド」と近づいてきた。お買い得だと思って話を聞いていると、繰り返し声に出していた5ポンドはいつの間にか5ドル(570円)に変わっていた。

 ちなみに、王家の墓の近くでエジプト人の伝統的衣服を40ポンドで買った。最初1ドルだと誘ってきたが、後に120ポンド(約1500円)と吹っかけてきた。最終的な40ポンドが適正か否かは調べないでおくことにした。

 いずれも、決して見習いたくはない行動だが、エジプト人の商魂のたくましさに少し感心した。 (中村禎一郎)

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