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ロンドン 冬と夏 行き交う6月

2016年07月26日

 いったい暖かいのか、寒いのか。分からなくなることがある。

 長くて陰鬱(いんうつ)な冬が終わり、ようやく明るい日差しが戻ってきたロンドン。もう6月なのだから、夏到来と言いたいところだが、街を見ると、日によっては、半袖短パンで歩いている人がいるかと思えば、マフラーを巻き付けコートを着込んでいる人もいる。なんとも不思議な光景である。

 さて、自分はというと、そんな日には、もちろん寒いと感じている。6月といっても、最低気温が10度以下になる日もあって、とても半袖なんかではいられない。ただ「もう6月だから」という意識が強いため、コートなどを着込む気になれず、ついつい薄着になってしまう。

 長く英国に住んでいる知人によると、天気が変わりやすいため、この時季にコートなど冬物を出したり片付けたりするのは珍しいことではないらしい。

 ならば、こちらも「もう6月だから」と、日本にいたときのように季節に縛られ、薄着するのはやめるとしよう。夏の到来を喜ぶように、気温が低い日でも、半袖短パンでいる人を横目に。 (岩佐和也)

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