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ロシア・カザニ サッカーW杯前哨戦

2018年01月30日

 「カザニ」という街の名前を日本で来年、よく耳にするかもしれない。サッカー・ワールドカップ(W杯)の会場の1つで、日本代表のキャンプ地の候補にもなっているからだ。

 人口120万人のロシア第3の都市はモスクワから東へ800キロ、飛行機なら1時間半。最近、私も初めて訪れたが、近代化したモスクワとは雰囲気がひと味違う。地元タタール人が信仰するイスラム文化が社会に溶け込む。街の中心部にある世界遺産のカザニ・クレムリン内にはロシア正教の聖堂の隣にイスラム教礼拝所(モスク)が立つ。

 日本代表が拠点を置くかもしれないロシア・リーグ「ルビン・カザニ」の練習施設を見学させてもらった。天然芝、人工芝の四面のグラウンド、宿泊できるクラブハウスもあり、サッカーに集中できそうな環境。「見学に来た日本の関係者も気に入っていたよ」と職員は言う。

 ただ、日本以外もドイツやセルビアなどが利用したいと興味を示しているという。各チームのキャンプ地決定は、試合会場が確定する12月1日のW杯抽選会後になる見込み。「前哨戦」のキャンプ地争いの行方は果たして。 (栗田晃)

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