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サンフランシスコ 郊外のゆるーい鉄道

2018年01月24日

 米サンフランシスコ北の郊外に8月、延長約67キロの鉄道が開業した。最初の週は乗車無料、次週は半額という呼び込みだったので、初期の混雑を避けて試乗してみた。

 開業といっても、この路線は100年以上前に敷設され、最後に客車が走ったのは59年前。放置され、朽ちた線路を敷き直しての再出発だった。単線で、米国の多くの鉄道同様、電化はされていない。渋滞する高速道路を避けたい通勤客を運ぶのが目的だ。ブドウ畑や放牧場の脇を走り抜ける2両編成は、日本車両製造のもの。

 ある駅で、子ども連れの若夫婦がホームに向かって来るのが見えた。ドアが閉まると、夫婦は手を振って何か叫びながら小走りになった。列車はノソッと動き始めたものの、止まってドアを開けた。親切というか、かなり緩い。

 2両合計で自転車24台が収容できる。利用率は高い。ベビーカーの持ち込み? 日本のように混まないせいもあるが、まったく問題視されていない。
2人ずつが向かい合うテーブル席に座り、トイレや売店もあるので、試乗の感想は「ルン、ルーン!」。 (岡田幹夫)

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