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英アバディーン 地元の誇りの飲み物

2018年07月30日

 出張で到着した英北部スコットランド・アバディーンの空港で地元紙のニュースをチェックすると、すぐに目に付いた単語が「Irn」。見たことないし発音も分からない。しかも「トランプ米大統領」「宣戦布告」などとセットで出てくる。

 米政府がイラン核合意離脱を発表して数日後だったので「Iran」の省略形かと思ったが、さにあらず。宿に着いて主人に聞くと「そりゃ『アイアン』と読むんだ」と教えてくれた。

 「Irn Bru」(アイアン・ブルー)はスコットランドを代表する炭酸飲料で、ロンドンではあまり見ないが、ここではコーラも太刀打ちできない売り上げを誇るとか。

 ところでこの飲み物が大ニュースになっていたわけは、トランプ氏所有のスコットランドのゴルフリゾートが「じゅうたんのしみになりやすい」と販売禁止にしたから。スコットランド人のプライドは傷つき、挑発と受け止められたようだ。

 帰途、空港で飲んでみた。オレンジ色で、コーラよりしみになりやすいのかは疑問。味にくせはない。スコットランドを旅したら、ウイスキーとともにこちらもお試しを。 (阿部伸哉)

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