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韓国・坡州 境界線観光変わるか

2018年12月28日

 日本から遊びに来た友人らと韓国北西部・坡州(パジュ)の非武装地帯(DMZ)を見学するツアーに参加した。北朝鮮を望む都羅(トラ)展望台。展望台の端から2メートルほど手前の床に黄色い停止線が引かれている。だが高高度防衛ミサイル(THAAD)問題が起きるまで押し寄せていた中国人観光客が構わず端まで行って写真を撮り、制限がなくなったという。おかげで開城(ケソン)工業団地など北朝鮮の景色がよく見えた。

 軍事施設があるDMZは、撮影が厳しく制限されてきた。ただ最近、別の展望台でも撮影がOKに。南北関係改善で、板門店の共同警備区域(JSA)内は近く、南側と北側を自由に往来できるようになる見通しだ。

 北朝鮮側から板門店を訪れる中国人観光客も多く、自由往来となれば、張り詰めた空気が漂う板門店はかなり雰囲気が変わるだろう。

 板門店観光は、南北協議などがあれば直前でも中止になる。友人らは今回、危険を避けて板門店が入らないツアーにした。自由往来の板門店は見たいが、旅行計画と予約はますます難しくなりそうだ。 (境田未緒)

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