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ロサンゼルス 式の収支も新たな謎

2009年10月02日

 「財政に余裕がないのに、私人の式になぜ公費を140万ドル(約1億3千万円)も使うの?」

 不況で仕事が減っているロサンゼルス市の関係者がぼやいた。ポップスの大スター、マイケル・ジャクソンさんの追悼式で市が交通整理や警備の警官の時間外手当などに費やした額だ。当初予想の4億円は下回ったが、それでも相当の規模だ。

 批判にさらされた市は寄付を募ったが、結果は芳しくなく、約350万円集まった時点で市が負担することを決めた。

 半面、他の費用はすべてボランティア、寄付などで賄ったという。追悼式は、一部報道では入場有料とされたが、実際には抽選ですべて無料。会場を無料提供したセンターは「無償がふさわしいと思った」という。

 では巨額に上るはずのテレビ放送権料はどうなったのか。関係者はその行方を明らかにしておらず、死因と同様に不透明なままだ。 (野口修司)

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