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パリ 貫け“パリの日本人”

2009年11月09日

 パリ中心部のオペラ座近くに、日本の衣料大手「ユニクロ」が旗艦店を開いた。9.9ユーロ(約1300円)のジーンズやお値打ちなセーターが話題になっているが、日本流の丁寧な接客もパリっ子に注目されている。

 きちょうめんに四隅を重ねて積み上げられた服や靴下。少しでも客を手持ちぶさたにすれば「お待たせしました」のひと言。何より笑顔。フランスではそれなりの高級店でなければ、お目にかかれない光景だ。

 ただ、新たに採用した200人の9割がフランス人。ある店員は「日本のスタイルばかり押し付けて長続きするかなあ」と心配する。「友人が買い物に来ても親しげに接しない」「勤務の10分前には出勤」など、この国の慣習とはかなり異なる指示も出ているという。

 でも経営陣は「(フランスの)ほかの店にはまねができないはず」と自信たっぷり。連日、店の前に行列ができている。 (清水俊郎)

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