噴煙が上がる桜島の御岳。桜島大根の巨大オブジェが置かれた桜島ドライブインから望む=いずれも鹿児島市で
「ゴロゴロゴロゴロ」
青空から雷のような音がとどろき、「噴煙だ!」の声が聞こえた。目の前の御岳を見上げると、火口から灰色の煙がわき上がっては、どんどん大きな塊になって空高く上っていった。
地震列島に生まれ、火山への畏敬(いけい)と恐怖心は当然持ち合わせている。「逃げなくて大丈夫?」と怖くなったが、次第にそこまでは焦らなくなった。なぜならここ、桜島では丸1日の滞在中、本当に頻繁に噴煙が上がっていて、それが日常の風景だったからだ。
鹿児島のシンボルで、鹿児島市の一部である桜島。市街地から4キロしか離れておらず、フェリーで15分の身近な場所だが、上陸するや否や、あちこちでむき出しの溶岩の姿に別世界を実感した。ちなみに島ではコンビニ店の外観も溶岩色だ。





















