福井の特産、
繊細な技術の数々を堪能
石川県や京都府に挟まれ、少し遠いイメージのある「福井県」。実は名古屋から電車で2時間弱で気軽に行くことができる。また、国内で唯一ハープを生産している県でもあり、繊細で細かな技術は工芸品を見ても感じることができる。
伝統的な工芸品の一つ、「越前竹人形」は福井の山々が育ててきた良質の竹を使って作られる人形。竹は古くから「松竹梅」と名のあるように、福を招き厄を除くものとして、門松や地鎮祭などになくてはならない存在だ。昭和38年には「越前竹人形」という小説が生まれ、のちに舞台、映画、そしてドラマ化もされている。ここで創られる竹人形すべてが手作業のため、一つ一つ微妙な違いのある表情が妙に愛らしくてたまらない。
もう一つ、「絹の良さは羽二重に始まり羽二重に終わる」といわれるように、和服の裏地として最高級で、日本を代表する絹織物「羽二重」を、福井では明治20年頃から盛んに生産してきた。その絹のような柔らかさをお菓子にうつしとり、舌で体感できるのが「羽二重餅」。それを自由に試食しながら選ぶことができる「羽二重餅の古里」では、イチゴの羽二重餅、チョコレート味、よもぎにゴマ味噌味まで、種類の豊富さには目移りしてしまう。お土産を自分の舌で選べるというのは、何とも贅沢でありがたい。
次に立ち寄ったのは創業200年の老舗・安田蒲鉾。蒲鉾の手作り体験ができる「かまぼこ道場」が人気のお店だ。各自用意されたエプロンを着用し、準備は必要なしというのもありがたい。およそ一時間ほどで、制作から焼き上がりまでの工程を体験できる。焼きたて、揚げたての蒲鉾の味は格別。体験はまさに楽しい旅の思い出になること間違いなし!福井は独自の風土が生み育んだ、まだ知らない魅力に出合える県だ。
今回訪ねた場所はどれも、福井の文化や伝統に触れやすく、親近感を覚えた。見て触れて、体験することによって覚えた“福井”は忘れられない思い出になるだろう。
福井と言えばソースカツ丼。福井市の繁華街にあるヨーロッパ軒総本店は一度行く価値があります。個人的にはビフカツ丼が好みです。
どんべえ | 2010年07月04日 21:59
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