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太宰府天満宮と博多名物 梅に囲まれた至誠の神と老舗の名店で頂くもつ鍋

歴史の深い九州博多の
老舗をめぐる

 初詣、七五三、成人式に厄年、安産祈願に合格祈願。日本には多くの行事やしきたりが存在する。

 ここ太宰府で有名なのが、菅原道真公を祀る神社「太宰府天満宮」だ。京都から太宰府に左遷され、この地で亡くなった道真公が学問に秀でていたことから、学問の神様として崇敬を集め、受験を控えた大勢の学生達が参拝する。
「東風吹かば 匂い起こせよ梅の花 主なしとて 春な忘れそ」
という歌が残るように、道真公を慕い、都から一夜で飛んで付いて来たというロマンティックな伝説の残る、本殿向かって右側の神木・飛梅が見所。さだまさしさんの歌にもなり、ご存知の方もいるのではないだろうか。

 心字池に架かる御神橋は、太鼓橋・平橋・太鼓橋の三橋からなり、一つ目から「過去」「現在」「未来」という三世一念の仏教思想で、橋を渡る参拝者の身が清められる。

 飛梅をはじめ、約6000本の梅が咲き誇る「太宰府天満宮」ならではの名物ももちろんある。それが「梅ヶ枝餅」。不遇の配所時代に困窮した生活を送る道真公を、近在の尼さんが見かねて梅の枝に添えて焼餅を差し上げたという故事に由来するもの。餅米とうるち米から出来た生地の中に小豆餡が詰まっている、素朴だけどどこか懐かしい味にほっこりする。

 深い歴史と時代を見続けている天然記念物、重要文化財と時間を共有し、名物をほお張りながら「太宰府天満宮」を後にする。

 歴史といえば、昭和28年から博多名物・もつ鍋の味を守り続けている老舗が、福岡空港からほど近い福岡県中央区春吉にある「もつ料理・かわ乃」。メインのもつ鍋の他にも、博多名物の酢もつもお手頃価格で楽しむことが出来る。メインの鍋は昔ながらの醤油だし・和風だしはもちろん、最近ふつふつと人気が沸いている、京都の味噌屋3軒から取り寄せ、あわせたオリジナル「味噌」もある。煮込んでもスープが濃くならず、最近女性に人気のコラーゲンがたっぷり!!プリプリの脂をこさえたもつは口に入れた瞬間に溶けてなくなってしまう。たっぷりのニラにキャベツにごぼう、もつ鍋には珍しい里芋(!?)などの野菜もたくさん摂れる!!そして最後の〆があるのも鍋の魅力。「かわ乃」では味噌味のみにトマトリゾットなる物があるという。トマトの酸味とチーズ、味噌のバランスが絶妙のリゾット!!今まで食べていたもつ鍋の印象ががらりと変わって、少し洋風な新しい味を体験できる。

食

創業56年の歴史を持つ老舗のもつ鍋「かわ乃」。国産有機栽培の野菜と国産牛の「もつ」、そしてこだわりのスープは「流石」の一言。

食

気さくでアットホームな雰囲気の店内で食べる、本格博多のもつに、舌鼓。

食

鍋のもう一つの楽しみである〆のチャンポンや雑炊。みそ味のみ、味わうことのできるトマトリゾットは、見た目よりもさっぱりといただける、鍋としては新感覚。多少お腹がふくれていてもペロリと平らげてしまう。

旅だよりフォト

取材担当者から

1月から3月頃まで、梅の香りを楽しむことができるのだそう。飛梅も大きな枝をもち、一番早く太宰府天満宮に春を知らせるのだそう。
今やもつ鍋の〆の定番、チャンポン麺の「正しい」食べ方は、なんとビックリ!鍋の煮汁を麺に吸わせていただくのだとか。

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