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第3の都市「仁川」 漢江の河口にある発展目覚ましい港湾都市は
韓国の新しいパワーと古い歴史が同居する

近代から現代まで
歴史の舞台でもある仁川

 セントレアから琵琶湖岸、そして小浜上空を経て仁川国際空港へお昼に到着する大韓航空722便。今回はソウル近郊を訪ねてみた。空港から整備された片側5車線の道路沿いは広大な情報産業化新都市を造成中だ。40分ほどで仁川観光の中心地「月尾島」に到着。西海に沿ってお洒落な遊歩道が続く。ソウル市内のカップルが海に沈む夕陽を観に訪れるここは別名「刺身通り」。いろいろな種類の刺身を食べることができるとあって、海側が総ガラス張りのレストランが建ち並ぶ…といっても、私たちには見慣れた風景のような気もするが、やはりハングルの看板が異国情緒を醸し出す。

 韓国唯一のチャイナタウンは仁川駅前。ジャージャー麺の発祥地ともいわれ、赤い派手な色彩の町並みは横浜や神戸のミニ版のようなスケール。というのは独立以後いろいろな問題で韓国内では中華街が消滅したらしいが、復活させようという声も多く、昔の姿を取り戻しつつあるという。またここは清日租界地境界線があり、境界線で町並みが中国と日本とでくっきりと分かれる。石造りの旧日本第一銀行や、現在は仁川開港場近代建築博物館となっている旧十八銀行では、ソウルにもっとも近い港町「仁川」の歴史を知ることができる。また、おもしろい建築物といえば江華郡温水里にある「傅燈寺」。屋根を裸の人物が支えているお寺で「悪いことをしたら永久に重い屋根を支えなければならない」という儒教国らしい逸話を聞いた。

知

1950年、米軍が仁川上陸作戦を敢行して朝鮮戦争の線局を挽回した上陸地点の記念碑。仁川は外国文化が流入した港町で当時の人口は5,000人足らずだったのが現在は260万人が住む韓国第3の都市である。

知

旧十八銀行の仁川開港場近代建築博物館。朽ちかけていた建物が改修され、屋根の小屋裏に修復された部分が見えるようになっている。展示は3つのゾーンに分かれており、仁川の近代建築が紹介されている。

買

金浦市にあった高麗人参市場。高麗人参は6年物が滋養に一番いいそうで店先で一番多く見られた。元気な店のおばさんたちが楽しい。

旅だよりフォト

取材担当者から

最近になって注目度が高い仁川の印象は高層住宅が多く、ソウルのベッドタウンのイメージ。平均33坪という専有面積は日本と比べ広いのに驚く。また情報産業化新都市を開発中の松島の広大さは今後どんなすごい都市に変貌していくかが楽しみだ。

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