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竹富島 沖縄の原風景「赤瓦の集落」と白い砂浜がまぶしい八重山屈指のビーチ

のんびりと時間が過ぎる
「贅沢さ」が味わえる島

 石垣港離島ターミナルは、周辺の島々へ渡る観光客や地元の人々でにぎわっている。出港までの時間はターミナル内でマンゴーソース等がトッピングできるシェイクを飲みながら高速船を待つ。竹富島は周囲約9km。楽しみ方は自転車で島内1周か水牛車で集落巡り、もうひとつは歩いて回るかの3通りだ。船は約10分で竹富港へ到着した。マイクロバスがたくさん並んでいる。これは島の中央にあるレンタサイクルと水牛車の店舗まで送迎するものだ。目的の赤瓦の街並みはその手前にあるので、とりあえず歩いて行くことにした。港からすぐに「竹富島ゆがふ館」がある。竹富島の伝統文化や自然がパネルなどで展示されているので予備知識を得るにはもってこいの施設だ。

 15分ほどで集落に到着。石垣に囲まれた赤瓦の集落は、医者や郵便局までシーサーが載った赤瓦。ここは重要伝統的建造物群に指定され、新築するにも平屋の赤瓦の家(カーラヤー)を建てなければならないという。集落の中央にある、島で一番高い「なごみの塔」に上ると集落全体が見渡せる。パンフレットはほぼここで撮られているようだ。日陰が少ない白砂の道は歩くとやはり暑い。ビーチまで歩くにはちょっとつらいので、ここからは自転車で行くことにした。

 レンタサイクルは1時間300円。文明の利器は偉大だ。すぐにコンドイビーチに到着。まぶしいくらいの白い砂浜に青く透明な海。これぞ南国のビーチ。東屋の前でかき氷を売っていたので一休み。波がなく遠浅の静かな海は、ずっと沖まで行っても腰くらいの深さしかない。ゆったりと海に身を任せて過ごすには最高のビーチといえよう。シャワーやトイレの設備もある。コンドイとはエメラルド色という意味だそうだ。ここから5分も走ると星の砂で有名なカイジ浜。集落やコンドイビーチもそうだが、必ず駐輪場があり、自転車は島のアクセス手段として利用されていることがよくわかる。砂浜に被いかぶさるように木が茂っているので、のんびりと昼寝するには最適であろう。

知

まるで植物園のエントランスのような小学校。同じ敷地に中学校もある。南国らしく、季節を問わず何かの花が咲くとのことで、当たり前のように思われているようだが、うらやましい限りである。

知

「なごみの塔」から見下ろした赤瓦の街並み。島で一番高いこの塔からの眺めがパンフレット等によく使われているようだ。島の中心の小高いところにあり、小さな公園のようになっている。叩くと音がする太鼓石がある。

試

クバオウニとはクバの葉で作った竹富島の「うちわ」のこと。島の人はそのほかにソテツで虫かごもつくるそうだ。竹富港前にある環境省のビジターセンター「竹富島ゆがふ館」で見つけた。館内は島の自然・伝統文化などが紹介されている。

旅だよりフォト

取材担当者から

石垣島から10分足らずで行ける竹富島はまったく違う性格の島。珊瑚礁が隆起した平らな島の第一印象は日陰がなく、暑いというのが素直な印象。でもそれにも増して、赤瓦の屋根とその上にあるシーサー。それぞれ個性的なシーサーを比べるだけでも楽しい思い出になった。

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