昔はブリ街道と呼ばれた新名所「ノーベル街道」
ノーベル物理学賞を受賞した小柴昌俊教授の研究施設であるスーパーカミオカンデ(東京大学宇宙線研究所)があることで知られる飛騨神岡。この町の幹線道路であり、富山県へと続く国道41号線は、昔は富山で穫れたブリを内地へ運んだブリ街道として親しまれていたが、昨今ではノーベル街道とも呼ばれている。これは小柴教授を含め、白川英樹氏、利根川進氏、田中耕一氏の4人のノーベル賞受賞者がこの街道沿いの土地にゆかりがあることから、そのネーミングになったそう。
起点として「道の駅」宙ドーム・神岡へ。スーパーカミオカンデを直接見ることはできないので、この中にあるニュートリノコーナーで実際に使用されている光電子倍増管の実物を見学。そんなに大きな展示室ではないが、大きなガラス球はなかなかの迫力だった。難しい話だが、カミオカンデが地下に設けられたのは、ニュートリノ以外の粒子の影響を避けるためである。ニュートリノはものを貫通する能力が高く、他の物質と反応することなく簡単に地球を抜けていってしまう。そのために地下深く掘られた神岡鉱山につくられたという。近くには神岡城、旧松葉家住宅、鉱山資料館がまとまってあるので、そちらにも足を運んだが、神岡の歴史を知るには絶好の場所だった。
神岡中心部を後にしたら、国道41号線を南下して高山方面へ。アウトドアを満喫できる流葉高原、神岡鉄道の駅などがあり、一足延ばせば山之村牧場で遊ぶこともできる。(取材日:2006年11月22日)




















