ここでは浴衣が正装、思い出づくりをしてみよう
四所神社前の土産物屋で地ビールを飲んでいたら、店のおやじさんが「今年は祭が日曜日だからなぁ」と…。今日は10月13日(土曜日)。毎年10月14日と15日は、四所神社の「だんじり祭り」。なぜ日曜はだめなのか聞いてみたら「この祭は町の人間が楽しむ祭りで、お客様が多い休日は人が多くて、だんじりが思うように動かせない。狭い城崎の道を走り回り、一の湯前で『大だんじり』と『台』がぶつかり合うんだ」と15分ほど一気に説明してくれた。祭り当日は学校も休みになり、3つの地区の詰め所は、社会的地位は関係なく、年功序列でリーダーの指示に絶対服従で祭りを進行するらしい。温泉町に住む人たちの共存共栄の伝統とのことだ。明日は祭り見物とラッキーなのだが、午後には帰らなければと複雑な気持ちに。
城崎は1400年の歴史を持つ外湯を中心にして栄えた温泉町。町の中心にだんじりがぶつかり合う王橋前の「一の湯」、後堀河天皇の御姉が入湯された由来がある御所造りの「御所の湯」をはじめ、「鴻の湯、地蔵湯、さとの湯、柳湯、まんだら湯」と7つの外湯がある。それぞれが守護脇神を持ち、温泉を神の恵みとして考えられたらしい。町の真ん中を流れる川沿いを歩けば外湯巡りができる。宿泊旅館で切符をもらえば無料で入湯できるシステムとなっている。そのためタオル片手に浴衣姿で町を歩く人たちで情緒たっぷりだ。柳のある川べりを散策するのがとても楽しい温泉だ。(取材日:2007年10月14日)




















