龍馬が眺めた海をこの目で見る
NHK大河ドラマ「龍馬伝」はそろそろ終了間際だが、司馬遼太郎の「竜馬がゆく」は相変わらずファンが多いと聞く。この小説を「人生の1冊」とする人が数多くいるとも聞く。でもそんなことは抜きにして土佐の高知はおもしろい。桂浜の龍馬像は太平洋の大海原を見つめて堂々と立っているが、そこからさらに高台に上った所にある「高知県立坂本龍馬記念館」の展望室から望む太平洋は水平線が丸く見えるほどの眺望だ。
この記念館には龍馬の直筆の手紙など貴重な資料が多く、龍馬ファンならずとも興味深い。有名なところで「日本を今一度せんたくいたし申候」の手紙(レプリカ)や、後藤象二郎が大政奉還の建白書を持って二条城へ登城するにあたり、後藤象二郎に宛てた、成功するも失敗に終わるにも「あの世ではご一緒します」という書状(直筆本物で新発見)なども見ることができる。
高知駅前には「土佐・龍馬であい博/龍馬ろまん社中」が開催されていたが、大河ドラマ終了とともに開催は終わるとのことで残念。
県庁や高知城のあるメイン通り「中村街道」の1本南にある「龍馬の生まれたまち記念館」は龍馬の生まれ育った町の歴史や文化などを知ることができる。ここから少し西には龍馬と行動をともにした「近藤長次郎邸跡」や中村街道沿いには「坂本龍馬生誕地の碑」などがあり、観光ボランティアガイドさんがプロにはない持ち味の楽しい会話で案内してくれた。コースも6種類あるそうだ。
自称「龍馬ファン」といいたいところだが、昨年は「新選組」の軌跡を訪ねて京都を巡り、新選組も尊王攘夷であり、その方法が幕府の力で決行しようとしているだけで「新しい世の中をつくる」という志は同じだったことを改めて考えさせられた。若い力で日本は動かされたことに感慨深いものがあった。
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