本物の恐竜の骨格や化石標本も展示
地球の歴史や古代ロマンを五感で実感
子どもの頃、よく友達と遊んだ恐竜ごっこ。強くて猛々しい恐竜は、いくつになっても夢とロマンを与えてくれる。今回はそんな恐竜の魅力を求めて、福井県立恐竜博物館を訪れた。
銀色に輝くドーム型の恐竜博物館は恐竜に関する博物館としては国内最大級を誇る。「2000年の開館以来、県のブランドとして定着し、県外からも多くの人が訪れるようになりました」と学芸員の千秋さん。「37体ある恐竜の骨格は大迫力。ぜひじっくり見てください」。4,500平方メートルを誇る広大な展示室は「恐竜の世界」「地球の科学」「生命の歴史」の3つのゾーンで構成され、それぞれのテーマに応じた資料展示がされている。3階部分にあたる入口を入り、まずは地下1階へ。ダイノストリートと呼ばれる通路の壁面には本物の化石標本が飾られている。なかでも圧巻は骨化石が密集してできる層の見本、ボーンベッド。ここには草食恐竜の骨化石が保存されている。次に1階の「地球の科学」ゾーンで地球の姿を勉強した後、いよいよメインゾーンの「恐竜の世界」へ。直径84m、高さ37.5mの巨大なドーム空間には迫力満点の恐竜全身骨格が立ち並び、まさに古代の世界そのものだ。「特にティラノサウルスの骨格が人気です。これを見ると、ティラノサウルスの目は正面を向いていることがわかりますよ」と千秋さん。なるほど、よく確認できる。他にも200インチのダイノシアターも見ごたえたっぷり。まるで子ども時代に帰ったかのようにワクワクする時間が楽しめるところだ。
館内は回遊式なので、順番に観覧が楽しめるようになっている。化石ラボや化石のクリーニング室、ビデオライブラリーも必見だ。中でも化石のクリーニング室はガラス張りになっていて、スタッフがていねいに石から化石を外す様子を見学できる。緻密な職人技に思わず見とれてしまうことも。また誕生石の原石が加工されるまでの標本も展示、こちらは女性に人気がある。
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