インド洋の「楽園」あるいは「真珠の首飾り」と称されるモルディブ。南北820キロ、東西約130キロの海域に大小1190の島が分布する。観光客はかつてはダイバーが中心だったが、水上ビラのロマンチックな雰囲気がハネムーン客に人気となり、最近は家族連れが楽しめるところも増えてきた。そんな一つであるリゾートホテルに泊まってみた。
モルディブとはサンスクリット語で「島々の花輪」の意味。太古の昔、サンゴ礁に取り巻かれた火山島群があった。地殻変動で火山島自体は海中に沈み、サンゴ礁が環(わ)になって残った。環礁(アトール)と呼ばれ、名前の語源になった。
モルディブでは一島に一つのリゾートホテルが原則で、ホテル選びがそのまま島選びになる。
今回、選んだのはアリ環礁の南に位置する「コンラッド・モルディブ・ランガリ・アイランド」。ランガリ島とランガリフィノール島の二つからなり、両島は長い渡り廊下でつながっていた。ビーチで遊ぶのもよし、ホテル施設で過ごすのもよし。このホテルの自慢は海中レストランと海上スパだ。
海中レストランは透明な強化アクリルで覆われたカマボコ形のボックスが海中の深さ5、6メートルにあり、海の中で食事をする雰囲気が楽しめる。食事をしながら黄色い小魚の大群のほか、大型のエイやウツボも出現してびっくり。魚たちが人間を見ているのかも。
海中は年間を通して温度が変わらず、ワインを保存しておくのによい。海中ワインセラーが併設されていた。
海上スパは床面が透明ガラスでできており、下に海中の様子を見ながら、リラックスできる。




















