新旧がうまく調和した街

瀬戸は火の街、土の街である(瀬戸音頭より)。高煙突にたなびく黒い煙、粘土混じりの白く濁る水が流れる瀬戸川…という瀬戸の風景は、はるか昔の話。尾張瀬戸駅周辺の川沿いは再開発が進み美しく生まれ変わっていた。
2005年の愛知万博に合わせて瀬戸蔵ミュージアムや招き猫ミュージアムもオープンし、瀬戸の新名所となっている。それでも昔の瀬戸に会いたくて、今も窯焼きが多く残る洞町に行ってみた。
洞町は2つの山が迫る谷間の町だ。登り窯に最適な立地であったため、山の斜面には多くの窯が作られ、瀬戸の陶磁器の主力生産地の1つとなった所である。まずは窯垣の小径を歩く。石垣や壁にエンゴロなどの窯道具を幾何学模様に埋め込んであり、計算された美しさがある。民家のすぐ脇を抜けていくので、生活の匂いも混じって何とも言えない郷愁を誘う。続く洞街道界隈には、陶房や製陶所が数多くあり見学も可能だ。そのうちの1つ瀬戸本業窯に行く。ここは江戸時代から続く窯元で、昭和50年代半ばまで使われたという市指定文化財の4連房の登り窯が残されている。昔、洞の陶工は給料が入ると朝日町の銀座通り商店街周辺で遊んだと聞き、尋ねてみた。
レトロな雰囲気を残す銀座通り商店街は、いま瀬戸で一番活気のある場所という。確かに新しいテナントが続々と入り、新旧入り乱れた独特の雰囲気があって面白い。ぜひ瀬戸の「銀ぶら」を試されたい。
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◎車の場合/東海環状自動車道「せと赤津IC」約10分
◎電車の場合/名鉄瀬戸線「尾張瀬戸」駅下車
瀬戸市仲洞町39(窯垣の小径資料館)
瀬戸市薬師町2番地(招き猫ミュージアム)
瀬戸市蔵所町1-1(瀬戸蔵ミュージアム)
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取材担当者から
尾張瀬戸駅の周辺は駅ビルができて、景観がガラリと変わってしまった。でも、洞町の怖いくらい狭い路地は未だ健在。自然も結構残っており、散策するのに気持ちがいい。

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| ジャンル |
個人向け 他 |
| 旅行代金 |
6,000円(一部コース7,000円) |
| 出発日 |
毎週火曜日出発(2012年5月まで) |
| 添乗員 |
あり 名古屋より同行します |
| 旅行日数 |
日帰り |
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