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豪華客船「シルバー・ウィスパー」の旅<その3>ああ、屋久島 強風とうねり 屋久島上陸ならず…

気分を変えれば楽しい船旅

 目覚めると雨が降っていた。それよりも船のゆっくりとした大きな揺れのせいで起きたのかもしれない。ベランダに出てみると島影が見える。屋久島に到着した。予定では7時に寄港なのだが、どうやら悪天候のせいで踏みとどまっているようだ。船内放送から「風速約70km/hの風ですが、本船は寄港を試みています」と船長からのアナウンスが。また、寄港するために船のスタビライザーをはずしているとのことだ。揺れが大きいのはそのせいだろう。とにかく朝食でもと7階の「ラ・テラッツァ」へ。ビュッフェの朝食は和食もあり、みそ汁をいただく。2日間フレンチやイタリアンに慣れた味覚にはとても新鮮な感じだ。またマグロの刺身もあった。朝から刺身も国内ではあまり考えられないが、ほとんど日本人のチャーターならではの心遣いがうれしい。

 再度船長からの放送は「幾度かチャレンジしたが、安全上寄港は断念する」とのことだ。楽しみにしていた屋久島だが、事情が事情なので仕方あるまい。ならば自分で楽しみを見つけなくちゃ、と思った矢先、船内放送からショーラウンジでの臨時イベント開催の案内があった。船旅の楽しさはダンスやマジックなどエンターテインメントを楽しむことも大きなウエートを占める。またDVDや読書をゆっくりと部屋で鑑賞するのもいいだろうし、ランドリーで洗濯するのもいいかもしれない。女性にはElemisのトリートメントを使用するスパやフィットネスのコアリズムで汗を流すのもいいだろう。もし晴れていたらプールやジャグジーを楽しみながらプールグリルでのんびりと過ごすこともできる。とにかく船旅はのんびりと極上の時間を過ごすことが一番。

知

図書室にある5台のパソコンは有料だが、24時間使用できる。各パソコンはすべて壁で仕切られ、プライバシーが守られている。

知

随所にあるディスプレーには芸術品がさりげなく展示されているが、ここはシルバーウィスパー号が寄港した各国の町の楯が展示されている。名古屋の楯もあった。

知

本日のザ・レストランのメニューやショーラウンジの演目など、船内の情報が記されている船内新聞。毎朝部屋のドアにかかっている。

旅だよりフォト

取材担当者から

今回のクールジングで一番楽しみにしていた屋久島を目の前にして、寄港できなかったことは非常に残念だったのは本音。大きなスーツケースにはトレッキングシューズやら雨具やらが結構な体積を占めていたのに…。でもそのおかげで、せっかちな性分の自分にとって、ちょっぴり船旅の楽しさが解ったような気もした。

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