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寸又峡 雄大な流れを見せる大井川とSLを望みつつ自然美あふれる峡谷と温泉の里、寸又峡へ

    自然豊かな秘境をめざして新緑ドライブ

     日本一の富士とお茶処として有名な静岡県。県のほぼ中央を南北に縦断する大井川に沿うように走る大井川鐵道はSL列車の旅ができることでも知られ、全国各地から多くの観光客が訪れるところだ。今回はその大井川鉄道に沿って北上し、寸又峡へと向かって車を走らせることにした。

     東名高速道路の相良牧之原ICから国道473号線を北上すれば、SLで有名な大井川鐵道「金谷駅」にたどり着く。そのまま線路と平行するように走れば「千頭駅」に到着。駅ではSL列車が発車準備のため貨車の連結作業を行っていた。間近で見るSLの迫力はやはりすごい。駅の西隣には音をテーマにした体験型ミュージアム「音戯の郷」がある。館内には世界最大級のオルゴールも展示され、こちらも興味深い。ぐるりと館内を巡って音の世界をたっぷりと楽しんだ。

     大井川は広大な河原が多く、吊り橋も多く見受けられる。千頭駅を越えてすぐの橋を渡ってみた。橋の上から見る景色はまた素晴らしい。緑深い山々ととうとうと流れる川、雲をたなびかせる青空はまるで一枚の絵のようだ。

     そのままさらに車を走らせ、やがて目的地の寸又峡に到着。駐車場に車を止め、プロムナードコースを散策。途中の天子トンネル内部の壁面には石灰岩を含んだ水がしみ出し、壁面はひだ状に。自然が造り出す芸術に圧倒される。さらに歩き、大間ダムから下りると今回のドライブのハイライトともいえる「夢の吊り橋」が現れる。乳青色の水面上に架かった釣り橋は定員11名。ゆらゆら揺れる橋を渡って、その美しい景観を存分に満喫。帰りは美人の湯で知られる寸又峡温泉に立ち寄ってリラックス。極上のドライブとなった。

    知

    SLで有名な大井川鐵道。千頭駅からは「南アルプスあぷとライン」となり、大井川の上流部である奥大井までトロッコ列車が走る。急斜面を登るため、今や国内唯一となったアプト式を使用している。

    知

    天子トンネル内の壁面からはところどころ湧き水がしみ出している。よく見ると壁面はひだ状になっており、石灰岩のようにも見え、まるで鍾乳石のようだ。細かいひだや大きなひだなどいくつもの襞が見られる。

    食

    帰路は少し足をのばして御前崎へ。新鮮な魚介類が食べられる店で、1500円の定食を味わった。煮魚や刺身以外にもキスやアジのフライがつき、ボリュームたっぷりで大満足。山、海のどちらも楽しんだドライブとなった。

    旅だよりフォト

    取材担当者から

    大井川は昔、キャンプによく来ていた場所。しかし寸又峡へは温泉街からかなり歩かなければならないので行ったことがなく、今回初の訪問となった。ここは肌がツルツルになる「美女づくりの湯」として有名な温泉。公衆浴場が大盛況の時は、近くにある(といっても車で約30分はかかるが)接岨峡温泉によく出かけたものだ。寸又峡プロムナードは散策にぴったりのコース。日頃の運動不足解消にも一役かいそうだ。

    アクセス

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    東名高速道路相良牧之原ICより約2時間15分
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    大井川鐵道「金谷駅」から「千頭駅」まで約60分、千頭よりバスで約60分
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    静岡県榛原郡川根本町

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