一度行きたいと思っていた台湾。イメージは「台北、台湾(中華)料理…」、日本に置き換えると「富士山、すし…」と恥ずかしいほど無知な私が、ついに訪台することになり旅行ガイドブックを数冊購入した。
本を開くとおいしそうな料理や日本統治時代(1895-1945年)のどこかなつかしい建築が紹介されている。その中に、白い車体にオレンジ、黒の線が入ったひときわまぶしい車両が目に飛び込んできた。今年1月に開通した「台湾高速鉄路」、いわゆる台湾新幹線である。なんでも日本の700系がモデルで台湾専用に造られた700T型列車。最高時速三百キロで台湾を縦断する優れものらしい。「せっかく行くなら新幹線に乗って台湾南部へ」
宿泊地は台北から300キロ以上南下した高雄。空港から車で四十分の新幹線桃園駅まで急ぐ。台北から高雄へは新幹線が開業するまでは、空路で国内線に乗り継ぐか、鉄道の在来線やバスで5時間以上かけなければ行けなかった。それが、1時間40分ほどに短縮された。成田から午後の便に乗り、当日、高雄の夜市が楽しめるのは“新幹線効果”か。
午後9時、ホテルにチェックインした後、縁日の屋台が続く街のような六合夜市へ。屋台の軒先に出ている海産物や野菜、豚肉などを選び調理してもらう。日本人の口にもあう中華料理という感じで、イカのボイルには、わさびじょうゆがついてきた。台湾ビールがスッキリうまい。




















