空からの眺望も最高
風紋、砂簾(されん)、砂柱…。自然がつくり出す砂丘の顔だ。
日本海に沈んでゆく夕日を眺めていると心が洗われる気がする。山陰海岸国立公園の中にある東西約16キロ、南北約2キロにわたる鳥取砂丘はその姿を楽しむのはもちろんだが、砂まみれになり、ノリノリ体験するのも楽しい。まずは名物のラクダに乗ってみた。
フタコブラクダのこぶとこぶの間に座る。馬の背よりも少し高い。ラクダは右前足・右後足、左前足・左後足を一緒に出す歩き方をするので舟に揺られているような乗り心地だ。観光ラクダの「駱駝(らくだ)屋」の川上潤一さんによると先々代の社長がここを砂漠に見立てて昭和35(1960)年にラクダ遊覧を始めて今年で46年。現在5頭いる。ヒトコブラクダはアラビア系の暑い地域、フタコブラクダはモンゴル系の寒い地域と対照的だ。
エジプトでラクダに乗って旅をしようとした友人は、あまりのお尻の痛さに途中であきらめたというが、ここのラクダは痛くない。
「馬の背」と呼ぶ砂丘の尾根を見ながらゆっくりと散歩。こうしているとアラブのお姫様?になった気分、いやシルクロードの商人と言うべきか。ラクダは250キロの荷物を背負い、飲まず食わずで最長18時間歩き続けることができるというから、驚きだ。




















