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【福井】目指せ「すしのまち高浜」 ブランド化構想、成果着実に

ジャンル・エリア : 福井  2009年01月13日

イベントで販売された候補作のすし=高浜町宮崎で

イベントで販売された候補作のすし=高浜町宮崎で

 高浜町が地元若狭地方の食材を使った「若狭たかはま鮨(ずし)ブランド化構想」の具体化に取り組んでいる。目指すは「すしのまち高浜」。食を通したまちおこしに挑む町の取り組みを追った。

 
 同町は過去の調査などから奈良時代、平城京にすしを納めていたとみられている。町ではこの歴史や近年、食への関心が高まっていることを踏まえ、町を「すし発祥の地」として売り出すことにし、2007年度からブランド化構想と銘打って取り組みを始めた。

 ポイントは、地元の新鮮な食材を使った、地元ならではのすしを前面に出し、ほかとの差別化を図ること。

 町内の家庭ではサバ入りのちらしずしやへしこを使ったものなど郷土色豊かなすしが作られており、町民からブランド化に向きそうなものや、すしのまちPRのアイデアなどを募集。町が作る若狭たかはま鮨の認定ロゴマークを付け、ブランド品として販売する。

 ブランド化に当たっては、各種団体の関係者などで09年度に承認組織をつくり、そこで承認したものをスーパーなどで販売する方向で検討中。生産は参加者が行うため、参加は生産する力のある人が多くなりそう。食材が新鮮でも、他地域で食べられるすしは基本的に避ける。

 既に民宿の女将さんグループなどによって焼きサバやタイを使ったちらしずし、へしこ入りのうず巻きずしなどの候補作も誕生。昨年秋に弁当にして、町内で試験販売したところ、飛ぶように売れ、関係者を驚かせた。

 構想推進を担当する町商工観光課の田中孝上席係長(45)は好評だったことを「構想への認識が深まっているからでは」と分析。取り組みは着実に実を結び始めているようだ。

 今後は種類の増加や承認組織づくりなどのほか、PR、イメージ戦略が大事になる。田中係長は「取り組みは町の特性を生かしたもの。多くの町民に参加してもらい、ぜひ盛り上げていきたい」と話している。

 (岩本旭人)

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