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【富山】出町、石動の曳山 様変わり 平日世話人いない/観光客が多い方が…

ジャンル・エリア : 富山  2009年01月19日

開催日が変更される出町子供歌舞伎曳山=昨年4月、砺波市の出町神明宮で

開催日が変更される出町子供歌舞伎曳山=昨年4月、砺波市の出町神明宮で

祝日開催や日程短縮
 砺波地方の曳山(ひきやま)祭りが変わる-。「子供歌舞伎」で知られる砺波市出町地区で4月16日からと決まっていた祭礼が、「昭和の日」の同29日からに変更される。小矢部市の石動曳山祭は、2日間の日程を同29日だけに短縮する。 (鷹島荘一郎)

 いずれも祭りを運営する当事者や市内外からの観光客に配慮した措置。平日では世話人や曳(ひ)き手が確保しにくいほか、せっかくの伝統文化を楽しむ人の数も限られてきたとみたためだ。

フェア期間に合わせ
 砺波市では、国内外から30万人が訪れる「となみチューリップフェア」の期間中でもあり、見物の流れを市街地に引き込めると期待。東海北陸自動車道の全線開通で、観光客の増大にもつなげたいとしている。

担い手不足が“課題”
 子供歌舞伎は全国的にも珍しく、出町子供歌舞伎曳山は県無形民俗文化財に指定されている。砺波市の出町神明宮の春季例祭に合わせて引き回されてきたが、近年、担い手不足は大きな課題となっていた。

 小矢部市民俗文化財の石動曳山祭も、長く石動愛宕神社の春季祭礼の4月23、24両日に行われてきた。祝日開催は長年の懸案で、2007年から4月29日と30日に移行した経緯がある。

 初日は全11基が小矢部商工会館前に集まる「そろい踏み」でにぎわうが、30日は巡行できる山町だけが出るなど年々さびれてきていた。山町には世話する家が5軒しかない所もあり、08年の最終日に引き回されたのは2基だけだった。

「昭和の日」1日だけとなる石動曳山祭=昨年4月、小矢部市八和町で

「昭和の日」1日だけとなる石動曳山祭=昨年4月、小矢部市八和町で

ライトアップで充実
 石動曳山連盟の宇佐見外行会長は「祭りを短縮する代わり、29日夜は曳山をライトアップするなど充実させていく」と強調。砺波子供歌舞伎曳山振興会は「開催日の変更は神事が絡んで反対の声もあったが、祝日開催は市の活性化にもつながる。曳山会館がオープンする年でもあり“子供歌舞伎のまち”を広くアピールしていきたい」と話している。

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