【本文】

  1. トップ
  2. お出かけニュース
  3. 【滋賀】旧家に伝わる豪華びな あすから「足軽屋敷」で展示

【滋賀】旧家に伝わる豪華びな あすから「足軽屋敷」で展示

ジャンル・エリア : 近畿  2009年02月27日

足軽屋敷だった民家に飾られた旧家のひな人形=彦根市芹橋二で

足軽屋敷だった民家に飾られた旧家のひな人形=彦根市芹橋二で

 「桃の節句」(3月3日)を前に、彦根市芹橋2丁目に残る旧彦根藩足軽組の屋敷「善利(せり)組足軽屋敷」で28日から3月3日まで、市内の旧家に伝わる江戸から昭和初期のひな人形を展示する催しが開かれる。旧暦の3月3日は、井伊直弼が「桜田門外の変」で命を落とした日でもあり、主催する地元住民らは「今に伝わる品々から地元史を振り返る機会にしてほしい」と話している。

 
 彦根城外堀のさらに外には、かつて7つの足軽組が城を取り囲むように屋敷を連ね、城下町を守っていた。最大規模だった「善利組」の700戸のうち、現在でも1割程度が芹橋地区に残っている。

 2007年、地元の住民が足軽屋敷の再生を通してまちづくりを進めるグループ「芹(せり)組足軽倶楽部(くらぶ)」を発足。昨年は足軽屋敷を公開し、絵画展の会場とするなどして多くの人が訪れた。

 ことしは、市指定文化財に登録されている善利組・太田邸を会場に、古くから伝わる古今びななど5点を展示。中には嘉永3(1850)年の内裏びなもあり、王冠や着物、調度品など豪華な装飾が、幕末当時の城下町の文化をうかがわせる。

 芹組足軽倶楽部代表の渡辺弘俊さん(71)は「古い屋敷で、風情あるひな人形を楽しんでください」と話している。

 28日午前11時と午後1時、3月1日午前11時からは、ひな人形の歴史についての講演もある。問い合わせは同倶楽部=電0749(23)3073=へ。

 (大橋聡美)

旅コラム
国内
海外