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【愛知】南知多・師崎漁港朝市が5年目  気軽な観光拠点に

ジャンル・エリア : 愛知  2009年04月21日

開始から5年目に入り、にぎわう師崎漁港朝市=南知多町師崎で

開始から5年目に入り、にぎわう師崎漁港朝市=南知多町師崎で

 近海で捕れた魚介や海産物を販売する南知多町の師崎漁港朝市が、2005年3月の開始以来、5年目に突入した。手ごろな値段と各店の味付けに引かれる常連客が増え、年間来場者は10万人以上。師崎観光の拠点としてすっかり定着した。

 
 「いらっしゃーい、これ食べてって」。かつて漁港の荷さばき所だった会場に、店員たちの活気ある声が響く。客は干物をあぶるいいにおいに足を止めて、差し出されるアナゴやアジをぱくり。両手に買い物袋を提げて場内を行き交う。

 大漁旗がつり下げられた会場には、師崎地区の業者や漁師直営の18店が並ぶ。中には野菜を売る店もある。

 武豊町から訪れた40代の夫婦は「安いから月に2回は来る。今日は大アサリとエビを買った」と満足そう。同じく同町の主婦(30)は干物を手に「味付けが気に入った店があるから、いつもそこに寄るの」と話す。

 出店会代表の坂下和久さん(54)は「始めた当初は客足が伸びなくて、特に平日は苦労した」と振り返り「軌道に乗ったのは3年たってから」と言う。テレビでの紹介や口コミで知名度が上がり、08年度の総売り上げは前年度比30%も増加。平日の客も徐々に増えている。

 朝市を企画、支援する師崎商工会の山下親吾事務局長(55)が目指したのは「われわれ庶民が気軽に来られる場所」。1000円以下の商品がほとんどで、接客で強く購入を勧めることはしない。観光バスも誘致せず、「マイカーで来てくれれば」と肩の力が抜けている。

 朝市は今回、「5周年記念感謝祭」と銘打って今月25日から5月24日まで、3000円の購入で外れなしの抽選券を渡すイベントを開催する。師崎、大井地区の飲食店15軒ほどで使える1万円分の食事券50本やちりめんじゃこ1キロが200本など豪華な内容。

 営業時間は毎日午前8時から正午までで水曜休み(29日と5月6日は営業)。問い合わせは師崎商工会=電0569(63)0349=へ。

 (字井章人)

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