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【福井】繊細、迫力 敦賀の画師 江戸時代の日本画展開幕

ジャンル・エリア : 福井  2009年05月28日

展示されている内海元孝の作品=敦賀市相生町で

展示されている内海元孝の作品=敦賀市相生町で

 江戸時代中期から後期にかけて、敦賀や京都の画家たちが描いた日本画を紹介する企画展「敦賀の画師(えし)と京都画壇」が27日、敦賀市相生町の市立博物館で始まった。7月5日まで。

 
 京都には当時、日本画の著名な画家が多数おり、敦賀の若手画家らは京都で弟子入りして、実力をつけたという。企画展ではそうした画家たちが描いた20点と、彼らの師匠の作品など計31点を展示した。

 絵はふすまや、びょうぶ、掛け軸などに描かれ、筆のみで描写した当時の日本画特有の細い線は、流れるような美しさ。敦賀の画家の作品では、アサガオやハギなどの花を繊細なタッチで描いた内海元孝(げんこう)の「花卉(かき)図」や、荒々しい形相の虎を十分な迫力で表現した中村西渓(せいけい)の「猛虎(もうこ)図」などがある。

 著名画家では、円山応挙や長沢蘆雪などの作品を展示している。

 同博物館学芸員の江沢恵理子さんは「敦賀の画家は世間にあまり知られていないが、力作を多く残していることを知ってほしい」と話している。入館料は一般200円、小学生-高校生50円。毎週月曜休館。

 (伊藤隆平)

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