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【愛知】子どもの情景愛らしく 早野たづ子さん人形展始まる

ジャンル・エリア : 愛知  2009年06月03日

「子どもたちのかわいらしい表情やしぐさを楽しんでもらえたら」と話す早野さん

「子どもたちのかわいらしい表情やしぐさを楽しんでもらえたら」と話す早野さん

 愛らしい表情の子どもたちを人形で表現した企画展「早野たづ子創作人形展・まなざし」が2日、春日井市役所隣の文化フォーラム春日井1階ギャラリーで始まった。21日まで(月曜休館)。入場料は大人600円、高校生・大学生400円、中学生以下無料。

 
 81歳になる早野さんは、千葉県市川市在住。1954(昭和29)年に長女・薫さんをモデルに人形を制作したのを機に、50年以上にわたって娘や孫を題材にした温かみのある人形を作り続けている。独学ながら見る人の心を和ませる作品の表情と丁寧な手仕事が評判で、各種手芸展や人形展で賞を受けている。

 春日井展は2007年から続く全国巡回展の一環。これまで作りためた230点を展示。犬とじゃれ合う孫やクラシックカーに乗って遊ぶ子どもなどさまざまな場面を切り取った作品が並ぶ。

 創作の原点には戦時中のつらい思い出がある。開幕初日に立ち会った早野さんは「東京空襲では、焼け出された子どもの悲惨な姿をたくさん見ました。子どもたちにはいつも笑顔であってほしいという願いを込めて人形を作り続けています」と話していた。

 会場には、次女・知矢子さんが作ったドールハウスに早野さんの人形を配した共同作品8点も展示。自宅の四季の風景や商店街のにぎわいを再現した作品に入場者が足を止めていた。(問)かすがい市民文化財団=電0568(85)6868。(木谷孝洋)

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