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【愛知】ホタルが待ってる湯谷温泉に 女将が発案、幼虫700匹放流

ジャンル・エリア : 愛知  2009年06月04日

ホタルの幼虫を放流した湯谷温泉「女将の会」の松井純子会長

ホタルの幼虫を放流した湯谷温泉「女将の会」の松井純子会長

 新城市豊岡の湯谷温泉街で、旅館7軒の女将(おかみ)でつくる「女将の会」が、ホタルの乱舞を楽しんでもらおうと、幼虫700匹を放流した。6月末まではJR湯谷温泉駅前の空き店舗を利用し「ちぎり絵展」も開催中。「ホタルも湯治客も来い!」と、初夏の風物詩復活に期待を寄せる。

 
 「昔はホタルが窓から入ってくるほどだった。めっきり減った。せめて活性化のきっかけに」と同会会長を務める松風苑の松井純子さん(66)。最近は宿泊客のため、多くが生息する近くの鳳来寺山へ蛍狩りバスツアーを開いていた。

 それでも宿泊客数は頭打ち状態。成分が濃くなった新泉源の配湯が昨年から始まったのを機に、女将たちが集まって知恵を絞った。

 そこで出てきたアイデアが「夕食後に温泉街を散策するだけで、ホタルを見られるように」。業者から幼虫を購入し、4月にゲンジボタル400匹、5月にヘイケボタル300匹を宇連川にかかる浮石橋付近などに放した。6月はゲンジ、7、8月にはヘイケの乱舞が期待される。

◆駅前では「ちぎり絵展」も

ホタルシーズンに会わせて空き店舗で始めた、ちぎり絵の作品展=新城市豊岡で

ホタルシーズンに会わせて空き店舗で始めた、ちぎり絵の作品展=新城市豊岡で

 一方のちぎり絵は、「知喜里の会」主宰の荻野弓子さん(74)=同市能登瀬=とその生徒による35点を、女将の会がギャラリーに改装した空き店舗に展示した。

 色とりどりの和紙を手でちぎってはり合わせ、山里の風景などを繊細な色使いで描いた作品ばかり。荻野さんは「手作りの温かみを感じていただけたら」と話し、温泉、ホタルと併せた「癒やし効果」をアピールしていた。

 (阿部雅之)

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