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【岐阜】町家を再生、画廊カフェに 岐阜・今町に「今昔庵」

ジャンル・エリア : 岐阜  2008年06月13日

築115年の町家を再生してオープンするギャラリーカフェ=岐阜市今町で
築115年の町家を再生してオープンするギャラリーカフェ=岐阜市今町で

 歴史的な建築物が並ぶ金華山ふもとの岐阜市今町に築115年の町家を利用したギャラリーカフェ「今昔庵(こんじゃくあん)」が19日午前11時にオープンする。一時は取り壊されそうになっていたが、特定非営利活動法人(NPO法人)などが保存に向けて活動。岐阜市も町家再生のモデルになると期待している。

 
 この町家は1891年ごろに建てられた木造2階。敷地面積は620平方メートルで土壁の蔵や庭もある。東京都の男性が所有しているが、10年以上前から空き家のままだ。

 店を開くのは岐阜市長良のきもの研究家、松岡未紗さん。同市のNPO法人トラスト岐阜の仲立ちで所有者と賃貸契約を結んだ。和室に机を並べ、コーヒー片手に縁側で庭や岐阜城をながめる。蔵にはあい染めのコレクションも展示し、松岡さんは「自分が育った岐阜市で仕事をできてうれしい」と話す。

 一帯は戦国時代に斎藤道三や織田信長がつくった城下町だが、近年は歴史的建築物が消えつつある。07年度にこの町家でトラスト岐阜などが試験的にカフェを開いた際は10日ほどで計1200人が集まり、根強い人気があると分かった。

 岐阜市まちづくり景観課は「カフェは町家の再生と空き家の活用の手本になる」と指摘。同市は本年度に町家の改修を助成(上限200万円)する基金を創設しており、「歴史、文化がある町並みを残したい」としている。

 (丸田稔之)

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