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【福井】手作り蓮池でホタル観賞 越前町の宿泊施設で9年かけ整備

ジャンル・エリア : 福井  2009年06月16日

手作りの蓮池を見守る獅子原達雄さん(左)と野村武次さん=越前町小倉で

手作りの蓮池を見守る獅子原達雄さん(左)と野村武次さん=越前町小倉で

 子どものころに見たホタルがいる山里をよみがえらせようと、9年前から手作りの蓮池(はすいけ)でホタルを育てている獅子原達雄さん(69)と、野村武次さん(69)=ともに越前町小倉=が、近くの宿泊施設「泰澄(たいちょう)の杜(もり)」の宿泊客を対象に、ホタルの観賞会を開く。もうじき楽しめるという。

 
 獅子原さんは9年前に米作りを始めたが、水害で断念。水浸しの田に、近くの寺から譲り受けたハスを育てたところ、ホタルが飛び始めた。幼なじみの野村さんを誘い、本格的に蓮池でホタルの育成に取り組んだ。

 池の周りにパイプを巡らして水温を一定に保ち、キャベツをまいて好物のカワニナを育てるなど、環境づくりに取り組んだ。今では年間約1400匹のホタルを見ることができる。

 泰澄の杜から「まちおこしのために」と頼まれ、ホタルの観賞会が決まった。

 今年は小雨と晩の低温のため、例年よりホタルの産卵が遅れているという。野村さんは「せっかく来てくれたのに見せられなかったら、と思うと緊張する」。

 獅子原さんは「ここに生きているのは命の短いものばかり。ここに来て人間はなんて幸せな時間をたくさん与えてもらってるんだと感じてほしい」と話している。

 観賞会は6月末まで行われる予定。問い合わせは、泰澄の杜=電0778(34)2322=へ。

 (西本円)

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