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【三重】はかなき命のナツツバキ 上野・妙華寺で今年から公開

ジャンル・エリア : 三重  2009年06月17日

落ちて地面に広がるナツツバキの花=伊賀市上野農人町の妙華寺で

落ちて地面に広がるナツツバキの花=伊賀市上野農人町の妙華寺で

 伊賀市上野農人町の普光山妙華寺の中庭で、ナツツバキが白い花を咲かせている。朝に咲くと夕方には花ごと落ちてしまう。今年から一般参詣者にも公開し、中森博道住職(63)は「命のはかなさを感じてほしい」と話している。

 
 ナツツバキは別名沙羅(さら)。諸行無常を表す花として平家物語にも登場する。妙華寺のナツツバキは、40年前に京都市の大徳寺塔頭(たっちゅう)聚光院から苗木を分けてもらった。同院ゆかりの千利休が植えたとされるナツツバキの子孫にあたるという。

 木は高さ10メートルまで育ち、毎年この時期の朝方に5センチ大の白い花を咲かせ、夕方には地面に落ちる。中森住職は、10年前に13歳で亡くなった一人息子の博譜さんと重ね「命は短くはかないものだが、息子は私の心の中で今も生きている。花を見ていろいろと感じてほしい」と話していた。

 20日まで午前10時から午後4時まで公開している。問い合わせは妙華寺=電(23)0045=へ。

 (平井良信)

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