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【長野】松本城の「太鼓楼」再現 来月18日、式典で披露

ジャンル・エリア : 甲信越  2009年06月22日

国宝松本城の太鼓門の上に期間限定で復元される太鼓楼の予定地(矢印)=松本市で

国宝松本城の太鼓門の上に期間限定で復元される太鼓楼の予定地(矢印)=松本市で

 松本市の松本城管理事務所は、国宝松本城の太鼓門の復元10周年を記念し、「太鼓楼」を模した建物を期間限定で設置する。来月18日の10周年記念式典で披露するほか、市民に太鼓を打ち鳴らしてもらう体験会も開く。

 太鼓楼は、太鼓門の石垣上にあり、天守閣築造後の1595(文禄4)年ごろ、太鼓門とともに築かれた。火事の発生や武士の登城時間を知らせる際などに鳴らされたとされる。

 明治維新の旧物破壊運動の中、いずれも1871(明治4)年に取り壊されたが、太鼓門は1999年、約6億8000万円をかけて復元された。

 一方、太鼓楼は位置や高さなどを正確に示す写真がなく、復元は見送られたまま。このため、太鼓門復元10周年を機に「太鼓楼にも関心を持ってもらい、松本城の歴史的価値や文化財の大切さを再認識してほしい」と、同事務所が企画した。

 設置する建物は、縦横約4メートル、高さ約5メートル。軽量鉄骨材を組み上げ、木材で囲うなどして仕上げる。記念式典前の2日間で設置する。

 式典では、松本古城会のメンバーが建物に上がり、登城の合図の太鼓打ちを実演するほか、音がどこまで聞こえるか確認する調査も実施。松本城から北に約500メートル離れた市重要文化財高橋家住宅付近と、南に約400メートルの千歳橋付近に待機した小学生が、実際に聞き取れたかを携帯電話で式典会場に報告する。

 一般の太鼓打ち体験会は、8月1日-同23日の毎週土日曜。時間は午前9時-同11時。体験会が終わると建物は解体される。

 問い合わせは、松本城管理事務所=電0263(32)2902=へ。

 (宿谷紀子)

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