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【愛知】トリエンナーレで活況再び 長者町一帯でアートの祭典

ジャンル・エリア : 愛知  2009年06月23日

 来年8月から10月まで県内で開かれる国際芸術祭「あいちトリエンナーレ」(県などの実行委員会主催)で、美術館を飛び出し、ビルの壁面や空き店舗など街の空間を使った現代アートの展示やパフォーマンスが、名古屋市中区の長者町地区で繰り広げられる。かつては全国有数の繊維問屋街だった一帯に、芸術でにぎわいを呼び戻す狙い。今年10月から11月には、プレイベントが開かれる。

 
  長者町は江戸時代に花街としてにぎわい、戦後は東京・日本橋、大阪・船場と並ぶ繊維問屋街として発展。しかし、近年は大手メーカーや海外製品との競合で老舗の廃業が続き、シャッターを下ろしたままの店舗も目立っている。

 あいちトリエンナーレは、芸術文化による街づくりも開催目的の一つ。実行委は今回の街づくりの舞台として、主会場の愛知芸術文化センターや名古屋市美術館に近く、展示空間が確保しやすい長者町が最適と判断。「普段、美術館に足を運ばない人でも、街中で今まで見たことのない現代アートが目に入れば足を止めるはず。それがにぎわいの創出につながれば」と期待する。

 今年秋のプレイベントには、すでに20~30代の若手芸術家8人の参加が決定。斬新な造形や映像作品の発表、観客を巻き込んだ表現活動などを企画している。

 来年秋の本番は、プレイベントの規模を拡大する方向で検討。今後、地元関係者やまちづくりの民間非営利団体(NPO)などと、来場者が芸術を体感できる演出を話し合うとともに、プレイベントの成果を踏まえて内容を具体的に詰めるという。

 (岩崎健太朗)

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