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【三重】海女文化を分かりやすく紹介 海の博物館がガイドブック発行

ジャンル・エリア : 三重  2009年07月01日

海女について共通理解を得られるようにとつくられた海女ガイドブック=鳥羽市で

海女について共通理解を得られるようにとつくられた海女ガイドブック=鳥羽市で

 鳥羽市浦村町の海の博物館は30日、海女について一般に広く知ってもらおうと海女ガイドブック「目で見る 鳥羽・志摩の海女」を発行した。昨年から、日韓の海女文化を世界遺産へ登録するための取り組みを始めており、監修した石原義剛館長は「海女についての知識を共通理解にしたい」と話している。

 
 石原館長によると、海女については専門的な研究資料はあるが、一般の人が理解できる分かりやすいのはなかった。世界遺産登録に向けた地元の動きとともに、海女小屋体験が新たな観光資源として注目されつつあり、今回、鳥羽市でも海女の啓発に力を入れることとなり、199万5000円の市の予算がつき、刊行が実現した。

 ガイドでは、海女がどのように潜って獲物を取るかをはじめ、獲物の種類、使用する道具、資源保護のための取り組みなどを紹介。数千年に及ぶ歴史、危険と隣り合わせの漁の安全を願い今も各地で続く伝統行事についてもまとめている。

 石原館長は、見てすぐ分かるよう写真を多く使ったといい「『資源を大切にしよう』とメッセージも込めた。他地域から来た人に海女を説明する際に使い海女文化を広めてほしい」と語った。

 B5判、64ページ。700円。2000部を作成。市は図書館や自治会、漁業関係者に配る予定。購入希望者は海の博物館=電0599(32)6006=へ。

 (遠藤健司)

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