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【滋賀】長命寺文書12点を展示 県立安土城考古博物館、有力者の保護記す

ジャンル・エリア : 近畿  2009年07月08日

初公開されている「織田信忠書状案」(県立安土城考古博物館提供)

初公開されている「織田信忠書状案」(県立安土城考古博物館提供)

 近江八幡市の西国三十一番札所・長命寺に残っていた文書を紹介するテーマ展「新指定 長命寺文書展」が、安土町の県立安土城考古博物館の第2常設展示室で開かれている。初公開6点を含む12点を20日まで展示する。
 

 
 戦国武将・織田信長や近江守護・佐々木六角氏に関係する古文書が中心で、長命寺がさまざまな勢力に保護され、有力者と良好な関係を築いていた様子もうかがえる。

 信長の嫡男・信忠が信長家臣の丹羽長秀にあてた書状の写しは初公開で、長命寺を保護するように気に掛け、信長に仕えた柴田勝家にも伝えるよう記されている。

 信長が近江に侵攻した直後、家臣を通じ長命寺の領地を保障した「丹羽長秀・村井貞勝連署書状」、関ケ原の合戦に際し、家康が長命寺を保護するよう命じた「徳川家康禁制」もある。室町末期の六角氏当主・定頼が長命寺浜に滞在した際、贈られた銭に対するお礼の手紙は初公開。

 県教育委員会が2000~02年度、長命寺の古文書を調査した際、5475点が確認され、昨年7月に長命寺文書として県指定文化財になった。

 午前9時から午後5時まで。月曜休館だが20日は開館。一般400円、高校・大学生250円。18日以降は企画展料金で一般450円。

 (松瀬晴行)

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